交換日記

ももちゃん

勝手に近所の喫茶店解説

①みれい(2017.06.17) 珈琲:370円。美味しかった気がする。営業時間:日曜たぶん休み。モーニング10時まで。BGM:テレビ。喫煙可。 きたなめ。ガリガリの耳遠いおばあさんがひとりでやってて心配。9時半に行ったらサラダが切れてモーニングが終わってしまっ…

20170809から何日か前

レコードがリピートで回り続けるのを確認して 言うなればわたしこそ確信犯で そこまではついてこなかったあの人を呼んで オレンジ色の光の下で話したことを 膝を抱きながら、泣きそうになりながら話したことを 違うことを考えていたにしても、おかしくなんか…

20170525

仕事がごちゃごちゃしていて帰るのが遅い日が続く。 疲れているし眠たいし、電車の中で本を読む習慣が続かない。 でも電車の中で座った途端寝てしまうほどの寝不足でもなく、だらだらだらだら携帯ばっかりさわってて、ダサい。 ここに日記を毎日書くのもいい…

20170112煙草について

自分の周りの煙草を吸っている人たちのことが好きだ。 去年初めてもしくは再会して仲良くなった人たち、mもmもsもyもoもkもaもみんな煙草を吸っている。もちろんあの大人の方々も。いいなあと思う。好きだ。 煙草を吸える店も好きだ。そこにいる人も。 空腹…

20170111タクシーについて

なぜ大人はタクシーに乗るのか。朝、駅まで歩くときにたまに見かけるスーツ姿の若い会社員。たぶんあのマンションに住んでいて、信号を渡ってちょうど反対側で通りすがるタクシーをぶっきら棒にいつも待っている。 前はふたりでいたけど最近はひとりで。タバ…

20170110夢について

わたしは夢で補完する。わたしは夢で心配する。わたしは夢で先回りする。 気になったことは夢に出てくる。勝手なストーリー作ってつじつまあわせ。でも話しかけてきといて、返事したら無視ってなになのよ。 心配事は夢に出てくる。夢の中で起こってしまって…

20170109走ることについて

走ることには終わりがない。走ろうと思えば倒れるまで走れるだろう走ればいいだろう。それはこわいことだが、だからこそ終わりを自ら決める練習であり、毎日少しずつ積み重ねることの練習である。わたしに欠如したもの。してこなかったことできなかったこと…

20170108雨について

今日は久しぶりに雨。冷たい冬の雨。外にほぼ出てないけど。雨の日はいつにも増して出かけるのが億劫になる。自転車にも乗れないし。濡れると冷たいし。眼鏡にしずくをつけたくないし。 家に1日いると、たいして何もしてないのにずっと食べていてどうかと思…

ケンジタキギャラリー・シュウゴアーツ

彫刻とは何か。古代、火山噴火で火砕流に埋もれたローマの都市ポンペイ。人間は気化し、実体と空間が逆転した空洞となって発掘された。かつて写真で目にした戸谷さんは、あらかじめ設定したイメージに向かって素材を加工する「彫刻」の伝統に対し、内外の境…

P.39

西麻布の店で、その男の人を初めて見たとき、この人は他人だと思った。この男の人は自分とは別の人間だということが、まるで体臭のように伝わってきた。よく磨かれた半透明のガラスの板がわたしたちの間に立て掛けられているようだった。たとえばトシと一緒…

2016120910

左手を繋いでいるから、右手だけで自転車を押しながら歩くのは少し難しくて、酔っているし眼鏡がすぐに下がる。 こうやって 誰かと手を繋ぎながら夜の道を歩いていたことを、忘れたくないと思った。 それにしてもなんてわたしはバカなのか。 葛藤葛葛飾区 あ…

20160912

いつの間にか私の席から一番遠くに置かれていたはずのそれが、手の届くところにあった。 それはソガさんのメビウスや、ゆくみさんの黄緑のアメスピが空になってしまったせいかもしれない。 初めて見たそれを手に取る。これなんですかと聞いてみると、中国の…

P.55

刑事はとたん、妻を失うのが怖くなった。そんなことを恐れるのは、若い日に、まだ妻の耳元で睦言をささやいていた頃以来である。しかし今日のそれは当時のような愛情の証としての空想とは真逆の、より切迫した、身勝手な恐怖として迫ってきた。深く愛するも…

20160829

毎日のように連絡をとったり、毎週のように会ったりしていると、それがもし滞ったときに、自分が少しぐらつく。これがきっと依存ってやつだろうか。 依存、したくないし 人の重みになったり、余計なこと言ってしまったり、関係が壊れてしまうかもしれない。…

20160815

(P.200)戦後すぐ、アサヒグラフの編集長になった飯沢匡先生は、日本がアメリカから独立した日に、それまで、机の引き出しにかくしてあった、広島の原爆の写真を、アサヒグラフに、のせた。これが、世界に最初に紹介された、原爆の恐ろしさだった。日本人も、…

20160808

何にでもなれるのにな、と思う。 何にでもなれるのに、何にでもなれるのにどうして何にでもならないんだろう わたしたち わたしとあなた 頭がいっぱいで、夏は嫌だ。早く寝て忘れて

P.24

郵便受け 「マンモスの夢を見ると、次の日、必ずいいことが起こる」これが、このころのトットの得意な話だった。そして、事実そうだった。だから、トットをよく知ってる人は、 「どう最近、マンモスのほうは。出てる?」と聞くくらいだった。

20160719地下鉄にて

あの人と私の距離 思い出す過去、記憶。 私とあなたのあいうえお順 夢見がちな空 耳にあけてあげたピアス 耳にあいているピアス。傷跡 透明な息 夢を見た。 遠吠えは遠く 友だちは遠く 生まれ故郷で これは連想ゲーム 連続性の どこへ向かってるのか分からな…

P.107

の音楽から一貫して聴こえてくるあの「密室感」と「親密さ」の源は、彼女にとってスタジオこそが「自分の部屋」であるからだと自分は考えている。 家庭環境に幼い頃から振り回されてきた彼女にとって、両親と「親と子」ではなく「ミュージシャン同士」として…

P.271

おかしな言い方だけど、自分に余白がなかったのは、自分には余白なんてないと気づくことが出来なかったからなのです。私には余白などない。私は私全部で私なのです。 つまり私は、あなたのことを、私すべてで愛しているということ。

P.217、P.249

「アイザックは英語名。イサクがなまってそうなったの。」「イサクは、旧約聖書の創世記に出てくる人なの。英語ならアイザックで、ヘブライ語ならイツハク。アラビア語だってあるのよ、イスハーク。」 「ある寺院で、バター彫刻を見たの。バター彫刻って、素…

おひっこし201603~20160522

「あら凄い自信ですね」 「自信とかじゃないですよ。もし皆川さんが僕に落とされたら、それは僕のせいじゃない。あなたが自ら落ちたんですよ」 「どういうこと?」 「ご自身にその気があるから落ちるんです」 「あなたに気があるってこと?」 「いや、僕のこ…

おひっこし201602

20160202 誰かのものが欲しいわけじゃない。ただ誰かに私を選んでほしいだけ。 押したら簡単に倒れる女 誰かを好きになりたくない。? 誰かに好かれたくて距離をつめているの?誰でもいいわけじゃない。でもそうしている時点でその人のこと少し好きなの?な…

おひっこし201601

20160110 私は何か病気なのかというくらい 寝て起きて寝て起きて寝て起きて気がついたら粒粒の光で終わっていた。 誰かの選んだあおブルーブルー青碧蒼あえていうならターコイズ誰かの選んだ色を身につけたらば私は、? 違う人? 機械仕掛乃宇宙、泣かなかっ…

おひっこし201512

20151206夢 外で一緒にいたが少し別行動してはぐれてしまったため、教室?にいたら来るだろうと思い本を読みながら待っていたら家まで探しに行っちゃったよ と言いながら顔をのぞかせた ごめんね と言い なんだかあまりにも愛おしいので軽く抱きしめる。かわ…

おひっこし201511

20151105 客観視、第三者目線できてる?できてるかなあ観察して観察して観察してしまう なるべく正解を選びたいし。 私は肩書きも社会貢献も趣味もどうでもいいなあ。そんなものってきっと何かしてればついてくるもの 絵を描く人を見た。他人の頭の中の構造…

おひっこし201510

20151001 わたしの わたしの わたしのなまえをよばないで わたしの わたしの あたまのなかよ 混乱するから。 どうしたらいいのか、占い師おしえて。あと1年半か。いいくらいだな ----- 20151005 脳みその前で私は話しかける。こんにちはこんにちはこん…

おひっこし201509

あたしはほんとうに、思いつかないだけなのだ。したいことなど、ぜんぜんなかった。したくないことなら、いくらでもある。動物を、いじめること。しあわせな他人を、うらやむこと。髪を、短く切ること。理不尽な命令に、したがうこと。淡い色のワンピースを…

おひっこし201508

20150801 ものすごく都合のいい夢を見た。なんか車で送ってもらって、あの話はって言ったら、いい返事そうな雰囲気でわかれた。 夢の中の私は幸福だった。目が覚めたら晴れの国で、もうねえどこにもいないよ。 ----- 20150809 不倫をして、ちょっとした…

おひっこし201507

20150705 私の中にふたり人がいる。新しい私たのしーって言ってるほうと、しにたい しにたい しにたい気分って言ってるほう。 頭や心の中で、ふたりが出たり入ったりうろうろうろうろして、私を困らせる。全部忘れてしまえたらいいのに、と、忘れたくない自…